東京パワーテクノロジー、タカハタプレシジョンと資本業務提携

インフラ点検のRaaS(Robot as a Service)事業、グローバル展開を本格化

株式会社ハイボット(本社:東京都品川区、代表取締役社長 ミケレ グアラニエリ、以下「ハイボット」)は、東京パワーテクノロジー株式会社(東京都江東区、代表取締役社長 原英雄、以下「東京パワ ーテクノロジー」)と、タカハタプレシジョン株式会社(東京都新宿区、代表取締役社長 山本康雄、 以下「タカハタ」)を引受先とした第三者割当増資による資本業務協定を締結しました。これにより、 点検ロボット及びAIデータプラットフォーム「HiBox」を用いて、発電所・航空機・化学プラントなど 極限環境でのインフラ点検・維持管理を行うRaaS(Robot as a Service)事業を、国内だけでなくグ ローバルに向けても本格展開していきます。

東京パワーテクノロジーは、発電設備の維持管理を担う東京電力ホールディングスのグループ会社で す。今回の資本業務提携によってハイボットは、東京パワーテクノロジーがメンテナンスをおこなう火 力発電所、原子力発電所、再エネプラントなどの電力各施設において東京パワーテクノロジーとともに ロボットを用いたインフラ点検サービスの導入に取り組んでまいります。さらに、両者の知見と技術を 融合させ、インフラ点検の省人化、デジタル化、高度化に取り組み、発電所やプラント点検における世 界的ニーズにも対応してまいります。

「Float Arm(フロート・アーム)」の使用イメージ:航空機検査(左)、化学プラント検査とデジタルツイン(右)

タカハタは、自動車、OA機器、光学機器、住宅設備機器、医療機器などの機器を企画・設計・開発し ているエンジニアリングプラスチックのリーディングカンパニーです。今回の資本業務提携によって、 タカハタの新型3D光学センサーをハイボットの新ヘビ型マニピュレータ「Float Arm(フロート・アー ム)」の先端に搭載。それによって、高速に高精度の3次元のデータを取得する事で、より詳細な解析 が可能となり、これまで以上に精密なインフラ点検の提供ができます。また、アジア、アメリカ、ヨー ロッパなどに14の拠点を持つタカハタのネットワークを活用し、グローバルサプライチェーンを構築し ていきます。

ハイボットは「汚い」「危険」「きつい」といった極限環境の作業から人を解放し、ロボットが代替 することで、世界のインフラ整備における新たな潮流をつくり、安全で持続可能な世界の実現に取り組 んでまいります。

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