荏原環境プラント株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役社長:渡邉良夫)と、株式会社ハイボット(本社:東京都品川区、代表取締役:ミケレ グアラニエリ)は、この度、小型走行型ロボットを用いたボイラ水管厚さの自動連続測定の実証試験に成功しました。
 

1.取組の背景

荏原環境プラントでは、固形廃棄物処理施設において排熱回収用ボイラ水管の腐食摩耗等の経年劣化を正確に把握するため、定期的にボイラ水管の厚さ測定を行っています。しかし、従来、ボイラ水管の厚さを内側から測定するためには、小型のセンサを小口径のボイラ水管の内側に挿入する前に、ボイラ水管の一部を切断するなどの準備作業が発生しており、課題のひとつでした。

 

一方で、ハイボットは、小口径の配管等の狭小部位を走行する小型ロボットに関して、先進的な開発技術を有する会社であり、その特長的な技術を活かす事業領域を模索検討していました。

 

そこで、両社は、小型走行型ロボットを共同開発し、ボイラ水管厚さの自動連続測定に関する実証試験を行いました。

 

2.実証の結果

両社が共同開発したロボットは、ボイラ水管厚さ測定用の水浸超音波探傷センサを搭載した小型走行型ロボットです。本ロボットをボイラの点検口から投入し、測定対象の水管まで走行移動させた後、センサを水管へ挿入させ、ボイラ水管の厚さを内側から自動連続測定しました。その結果、一連の測定動作において、所定の性能を確認することができました。

 
Pipe Robot  Prototype during tests 
ラボ実験を実施した際ボイラ配管点検ロボット(左)とセンサーユニットが配管に進入する場面(右)
 

3.当社社長コメント

ボイラの点検口からロボットを投入し、センサを水管へ挿入させ、水管厚さを測定する技術の確立は重要なマイルストーンです。今後は、AIを用いたデータ処理および可視化を推進し、インフラ点検・整備におけるさらなる予測技術の向上にハイボットは取り組んでまいります。

 株式会社ハイボット代表取締役社長 ミケレ・グアラニエリ